砂遊びと子ども | 子どもの発達の可能性や想像力や創造性を広げる砂場遊び


笠間 浩幸 著者

砂遊びと子どもの発達の可能性

 砂が手に触れること。これをもって子どもは砂と出会います。握っては手を開いて砂をこぼし、握ってはまた開く。砂の感触は、手のひらや指への直接的な刺激を与えますが、この刺激は子どもの感覚的感性を大いに高めるものです。

 

 手は第二の脳といわれるぐらい多くの感覚神経がはりめぐらされており、砂粒の大きさや湿り具合、冷たさや温かさ、重さ、ざらつき具合など様々な刺激を敏感に感じ取ることができます。そして、いろいろな刺激(情報)を受け取った大脳は活発に活動して、子どものより意欲的な活動を導くことになります。

想像力・創造性を広げる砂遊び

 幼児期の子どもにとって、目の前にないものや過去に経験したことがらを頭の中に思い浮べ、それを別のもので表現する力というのは、この時期に獲得すべき大切な能力です。「表象機能」ともいわれるこのような力は、同時に、事物の特徴をより確かなものとして認識したり記憶したりする力にもつながっていくものです。

 

 たとえば砂のケーキですが、ただ単に丸い形だけでは次第に子どもたちは物足りなく感じます。前に食べたことのある本物のケーキは美味しそうな白い生クリームがのっていたはず。そのことを思い出して、砂の固まりの上にも白砂糖ならぬ白砂をかけて装飾を凝らしたりします。さらに、もっと美味しそうに見せるにはどうしたらよいかを考えて、葉っぱを摘んで飾ったり、小枝や木の実をきれいにならべたりする。こうしてなかなか凝ったケーキがつくられていきます。

 

 このことは、また同時に、きわめて創造的な活動であるといえるでしょう。そして、頭の中で描かれたイメージがすぐに具体的な形として表現できる点で、砂はやはり優れた素材といえるものです。柔らかで、扱いやすく、いろいろな形になってくれて、失敗してもまたすぐにつくり直しができるという、子どもにとってこの上なく優しい物質。砂は子どもの想像力と創造性をしっかり受けとめ、そして発展させてくれる貴重な素材なのです


砂遊びは。

子どもの発達の可能性や想像力、創造性、子ども達の未来を育む大事な遊び。

砂場。

子供を優しく受けとめてくれる子供の遊び場。サンドナイスは砂場を大切に守っていきたいです。

 

 子供たちの小さな小さな、手。

 

 やがてその手は大きくなり、未来を創る(変える)大きな大きな手になります。


砂場で砂遊び
砂場で砂遊び
いっぱい遊ぶ。砂遊び
いっぱい遊ぶ。砂遊び

親子が一緒になって遊べるお砂場は、とても大切。小さな社交場、砂場。